断熱工事のポイント③ 断熱材について
2021年 03月 11日
<吹付け断熱材施工> アクアフォーム@50
床は壊さずに断熱施工
床下に潜り、古い断熱材を撤去し吹付断熱工事をします。
吹付断熱材は、断熱材を霧状に吹き付け発泡体を作る施工法
隙間なく断熱材を施すことができるので、気密性を確保することも出来ます。
床の開口部から断熱材の泡が見えます
[一階の壁と天井断熱]
<断熱材入れ替え> 高性能グラスウール@100
内壁材を解体するので古い断熱材も撤去しました。
昔の壁にしようしていたグラスウール厚は50mm
薄く、古くなりズレて隙間だらけ
一階の天井には断熱材が入っていなす事も多いです。
※高断熱住宅の断熱性能評価と指標として、熱抵抗値(R値)があります。
断熱性能は熱伝導率と材料の厚みによって決まり、その両方を考慮した指標が熱抵抗値です。
上記の必要な断熱性能の厚さを考える参考として断熱等性能等級4の基準があります。
在来軸組工法の建物なら断熱材料の厚みは、壁は高性能グラスウール90mm以上、天井は160mm以上です。
[一階の下屋の天井断熱]
二階がない下屋の部分の断熱工事
<吹付け断熱材施工> アクアフォーム
[二階天井裏断熱]
※屋根は夏には非常に高温になるため、屋根断熱と天井断熱は重要です。
屋根を解体し葺き替え工事をしないリフォームの場合、
屋根面に断熱材を入れる屋根断熱は無理なため天井裏断熱をご提案します
リフォーム前にあった小屋裏収納はなくし点検口になりました。
小屋裏収納があると天井断熱の効果が得られないので、なくします。
高性能断熱材セルロイスファイバーとは
古紙を粉々にしてホウ酸を混ぜてつくられている、天然木質繊維の断熱材で、人体への影響も少ないエコ材料です。
断熱性、調湿性、防音性、防熱性、防虫性が高く優れた材料です。
室内に機械を持ち込めないため。バルコニーからホースを入れて施工しました。